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パニック!
木曜の夕方、雷雨に見舞われ、メインで使っているノートパソコンが雷にやられてしまいました...
普段から気をつけていて、使っていないときは電源とLANケーブルは常に抜いておくようにしていたので、
この7年間一度も被害にあったことはなかったのですが、
木曜の夕方に急ぎの用事が出来て、あわてて家を出たところ、ケーブルを抜き忘れて取り返しのつかない事態になってしまいました。

モデムが壊れてしまっているので、おそらく電話線経由の過電流だと思います。
電源部がショートしているようで、電源ボタンを押してもウンともスンとも反応しません。

とりあえず、本日、ジャカルタに出て修理できそうな業者に預けてきました。
不幸中の幸いだったのは、ハードディスクは被害にあっていなかったこと。
ノートPCからHDだけ取り出して、外付けHD用のケースだけ買ってそこにHDだけ移植したので、とりあえず大切なデータだけは確保できました。
データが無事と判ったときには、安堵からその場にヘナヘナと崩れるように座り込んでしまいました。

PC本体の修理は、修理が可能かどうかすら判らず、修理屋からの連絡待ちとなりました。
使っていたPCはエプソン・ダイレクト社のもので、日本国内でしか販売していないものなので、
換えパーツ等の入手は無理なことも、修理の困難さを増す原因となったようです。

とりあえず、いまは2002年製の古いノートPCでなんとか対応していますが、反応が遅すぎていかんともしがたいです。

こちらでPCを買い換えると、OSが英語になってしまい、日本語のソフトがインストールできないんですよね。
かといってPCを買いに日本に帰国するわけにも行かず、途方にくれています。
誰か日本から友人がこちらに遊びに来てくれるようなことがあれば、ネットで購入して託すこともできるのですが、あいにくそんな予定もなし...

来月は四半期事業報告やらプレゼンやらで、とても忙しくなるのに、どうにも困りました。
いま、かなりのパニック状態です。

と、いうような事情でしばらくはブログのアップも難しくなってしまいました。
撮り貯めた写真はいっぱいあるのですが...
ブログを始めて半年、初めての写真なしの日記になりました。
by asang | 2009-09-27 03:17
稲刈り (#12)
子ども達は遊んでいるだけではありません。
きちんと家の手伝いをします。

収穫を手伝う子ども達。
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親が田で働いているあいだ、小さな兄弟の面倒をみるのも子ども達の大切な仕事です。
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自分だってまだ小さいのに、自分の身体の半分ぐらい大きな弟を背負って子守です。
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田で働く皆の昼食の支度をするのも子どもだったりします。
中学生のNur君が、私の食事を持ってきてくれました。
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この日のお昼ご飯。
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葉っぱのお皿に赤米のご飯。
おかずは魚の干物の揚げ物と一枚の小松菜。赤い唐辛子が添えられています。
米を炊く薪やお皿にする葉っぱを捜してくるのもNur君の仕事です。


1・2枚目 K200D & DA*50-135mmF2.8
3・5・6枚目 K200D & FA43mmF1.9 Limited
4枚目 K200D & DA*50-135mmF2.8

by asang | 2009-09-16 23:15 | Livelihood
稲刈り (#11)
稲刈りが始まる前日、集落のあちこちで写真を撮っている私を見つけて、子ども達が寄ってきました。
私の挙動に興味津々のようで、歩き回る私にずっとついてきます。
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写真を撮って欲しいのかとカメラを向けると、ギャーッと奇声を発して一目散に逃げ出してしまうのですが、
しばらくそれを続けると、きちんとファインダーに納まってくれるようになります。


稲刈りの季節は子ども達にとっても色々と楽しいことがあるようです。
稲束を干す竿、ランタイアンに登って遊ぶのもこの季節ならではの光景。
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稲を刈り終えた田では男の子達が全身泥まみれでサッカー。
ここでは「洗濯が大変だからやめなさい!」なんて怒る親はいません。
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ちいさな女の子達は、刈り終えた稲の茎で作った家でかくれんぼ。
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日も暮れて沐浴を済ませると、ちょっとおしゃれをして、田んぼのはずれでガールズトーク、かな?
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by asang | 2009-09-15 23:18 | Livelihood
稲刈り (#10)
刈り取りが終わった田には、水牛が放たれます。
穂を刈り取ったあとの、稲の茎を食ませるためです。

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牛追いはもっぱら子どもの仕事です。
自分の体の何倍も大きな水牛の群れを率いて、収穫の終わった田を転々とします。
未収穫の田に入らないよう声を上げ、棒切れで叩いて水牛を導きます。

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この水牛、農耕用ではなくて食用です。
もちろん自分達で普段食べるのではなく、売るために育てています。
都市部ではあまり見ませんが、農村部では冠婚葬祭時の食事に供するなど、
水牛の肉はそれなりの需要があります。
1頭60万~100万ルピア(約6千円~1万円)で売れるようです。
収穫した米1kgが7,500ルピア(約75円)で販売されますから、水牛はいざと言うときに高値で売れる大事な財産です。

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牛追いの子どもにカメラを向けたら、恥ずかしがりながらもはにかんだ笑顔を見せてくれました。
by asang | 2009-09-14 23:58 | Livelihood
稲刈り (#9)
稲刈りはこの集落の住人だけでなく、隣村からも多くの人がやってきます。
他の人の田んぼで収穫をすることを、この地方ではガチョン(Gacong)と言います。
ガッと掴んでチョーンと引っ張る、谷啓さんのギャグではありません。
元々の意味はティガ:スポチョンという、3:1 を表す収穫の取り分を示しているということから分かるとおり、
人の田の収穫を手伝う見返りに、刈り取った稲の1/3 をその代価として持ち帰るという決まりです。

稲刈りの時期には、4~5km離れた隣村から多くの人がガチョンにやってきます。
私もバスでの村までの道中に「ガチョンかい?」なんて、乗客に聞かれたりします。

ガチョンに来る多くの人で田はとてもにぎやかです。

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このガチョン、面白いのは誰でも自由に参加できること。
田の持ち主に一言「ガチョンに来ましたよ」と断りを入れれば、面識のない人でも収穫に加わることが出来ます。
実りが悪くて他人に分ける余裕がない、など特殊なケースを除けば、基本的にガチョンの申し入れは断られません。
これを読んでいる皆さんが、突然村を訪問して「ガチョンさせてください」と言っても断られることがないのがガチョンです。

ちなみにこのシステムは収穫のときだけで、田植えや草取りなど他の作業については、
日当を支払ったり、お互いの田で同じ作業を労働交換し合ったりと、異なるシステムが適用されます。


昔は、収穫の後、乾燥させた収穫量の3:1で分けていたそうですが、
現在では刈ったその場で持ち帰るようになり、厳密に3:1の分け前には拘っていないようです。
その年の実りや、田の持ち主とガチョンした人との関係にもよるようですが、
7 クプル(束)刈って、6 が田の持ち主、1 が労働者の6:1で分配されるのが一般的のようです。

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収穫作業の後に、持ち主と分配を確認して、それぞれの家に持ち帰ります。
オートバイを持っている人はそれに乗っけて帰りますが、大抵の人は自分の分け前を担いで歩いて帰ります。

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かなりの重さを担ぎ、自分の村まで山道を歩いて帰ります。
私などは担ぐだけで大変ですが、これを担いで5km以上も歩いて帰るのですから大変な重労働ですね。


すべてK200D+DA*50-135mmF2.8で撮影
2枚目と5枚目は縦で撮った写真をトリミングしています。

by asang | 2009-09-13 22:30 | Livelihood
稲刈り (#8)
今年の稲刈りではDA*50-135mmが大活躍してくれました。
600枚ほど撮ったうちの7割はこのレンズの写真でした。

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ひと絞りしてF4でかなりシャープです。
上の写真など、等倍で見てみると籾の一粒一粒を数えることが出来そうです。
さすがに数えていませんが。

また、超音波モーターのおかげもあるのか、AFをコンティニュアスにしてもかなりの精度を保ってくれました。
これまでほとんどAF-Cモードを使っていませんでしたが、K200Dとこのレンズで、私の撮影スタイルには十分に使い物になることが分かりました。

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ただ、こちらに向かってくる被写体はちょっと苦手のようです。
逆に離れていく被写体にはかなりの食いつきを見せてくれました。

AFが追いつかず、ちょっとだけ後ピンです。
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追いかけるAFはかなりの精度でした。
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最後の写真は縦位置で撮ったものを横位置にトリミングしています。


少々値が張るので購入を迷いましたが、買ってよかった大満足のレンズになりました。
ただ、135mmでは望遠が足りないです。
今回の撮影を終えて、同じくDA*レンズの60-250mmがと~っても欲しくなりました...


すべてK200D+DA*50-135mmF2.8で撮影
by asang | 2009-09-11 21:40 | Livelihood
稲刈り (#7)
おかーさん、これどうやって使うの?
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こんなふうに、中指と薬指の間に挟んでね…
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ふ~ん、こうやって握るんだ。
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それで稲束を掴んで手首を動かすのよ。
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う~ん、ムズカシイナ…
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K200D & DA*50-135mmF2.8
by asang | 2009-09-07 08:04 | Livelihood
稲刈り (#6)
稲干しの竿、ランタイアン。
田の隅、家の裏など村中のいたるところにランタイアンが建てられます。
稲束は干した後に米倉に仕舞われるので、特に米倉周辺はランタイアンが密集しています。

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ご覧の通り、幾つもの品種の稲が雑多に干されています。
すべて同じ時期に植えられていたものです。
品種を超えて自然交配してしまうことにはほとんど関心が払われないようです。

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私のようなよそ者には、綺麗に整列したランタイアンや
そこで作業する人たちを眺めているのはとても楽しく、贅沢な時間です。
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1・2・6枚目 DA12-24mmF4
3・4枚目 FA43mmF1.9 Limited
5枚目 FA77mmF1.8 Limited

by asang | 2009-09-05 08:26 | Livelihood
稲刈り (#5)
刈り取られた稲は一握りずつ竹ヒゴを使って束ねられていきます。
この束のことを、この地方ではクプル(Keupeul)と呼びます。

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裏から見るとこんな感じです。
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このクプルを竹で作った干し竿に掛けて干していきます。
この干し竿をランタイアン(Lantaian)と呼びます。
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稲束は2週間ほど干されます。
この季節は村中のあちこちにランタイアンが建てられ、なんとも壮観です。
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1・2・3枚目 DA* 50-135mmF2.8
4枚目 DA12-24mmF4
5・6枚目 FA43mmF1.9 Limited

by asang | 2009-09-04 23:03 | Livelihood
稲刈り (#4)
稲刈りの季節、人々は黄金色に染まった田に埋もれるようにして収穫作業に没頭します。

K200D & FA77mmF1.8 Limited
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K200D & FA50mmF1.4
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多くの人が竹で編んだ笠をかぶっているので、顔が陰になり露出の具合が難しいです。
K200D & FA77mmF1.8 Limited
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K200D & FA77mmF1.8 Limited
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刈り入れ作業、多人数での作業でもあまり会話がなされません。
インドネシアのほかの地域では、単純労働の気を紛らわせたり、あるいは豊作を言祝ぐための稲刈り歌があったりするのですが、この集落ではそうした歌は聴いたことがありません。
皆、黙々と鎌を動かしていてシャッ、シャッという鎌音だけが印象に残ります。


K200D & Tamron AF18-250mm F3.5-6.3 Di II
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4年来の付き合いになるNana。
この集落への訪問時はいつも彼の家に泊まらせてもらっています。
彼が街に用事があると、我が家に泊まっていきます。
私の着古した青いワイシャツ、いまは彼の作業着になっています。
by asang | 2009-09-03 21:42 | Livelihood