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稲刈り (#3)
稲刈りの季節、人々の朝は早いです。

朝6時。あたりはまだ薄暗く、綺麗なお月様が見えていました。
K200D & FA35mmF2AL
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朝霧のなか、それぞれの田に向かいます。
K200D & DA*50-135mmF2.8
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K200D & Tamron AF18-250mm F3.5-6.3 Di II
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このチトレック集落の風景が、私はなんとも好きなのです。
K200D & Tamron AF18-250mm F3.5-6.3 Di II
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チトレック集落、標高は海抜700mほどですが、周りを山に囲まれていて盆地になっています。
日が昇って空気が温まるまでは盆の底に冷たい空気が停滞し、霧に包まれた幻想的な雰囲気になります。

急ぎ足で集落を見下ろせる場所まで登ってみました。
K200D & DA12-24mmF4
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霧の中にかすかに集落や刈り入れを待つ田が見えています。
K200D & DA12-24mmF4
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by asang | 2009-08-31 23:14 | Livelihood
稲刈り (#2)
今年の訪問はあまり時間がとれず、撮影できたのは1日だけとなってしまい残念。
幸いにも昨年は1週間の滞在で1200枚ほど撮らせて貰ったので、昨年撮影の写真も合わせて、
しばらく西ジャワの伝統的な稲刈りの様子を記してみたいと思います。


緑の革命を機に導入され始めた高収穫の改良米と違い、
この集落で植えられている伝統米は、丈が高くて、倒伏しても脱粒しづらいので穂摘みで収穫されます。

穂摘み鎌はジャワ語起源のアニアニ(Ani-ani)と呼ばれるのがインドネシアでは一般的ですが、この地方ではエテム(Etem)と呼ばれています。
接頭詞Ngをつけて動詞化したンゲテム(Ngetem)が、稲刈りという行為を言い表します。


穂摘み鎌のEtem。剃刀のような刃を木片で挟み、握り用に竹の筒をはめてあります。
K200D & DA*16-50mmF2.8
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このように中指と薬指の間に葉の部分をはさむようにして握ります。
K200D & FA35mmF2AL
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この穂摘み鎌を使って、稲の茎の部分を30cmほど残して刈り取ります。
手首のスナップを利かすようにしてシュッシュッとテンポよく刈っていきます。
と言っても、慣れない者にはそう簡単ではありません。
刈り取るには指を広げて稲の茎を掴む必要があるのですが、慣れないと、稲を巻き込んで鎌を握りなおす際に自分の指を切ってしまうのです。

また、稲刈りを経験したことがある人なら分かりますが、籾には「ふ毛」と呼ばれる細かい毛が生えています。
これはケイ酸、つまりはガラスの繊維で出来ているので、これが皮膚をこすると小さな傷ができてとても痒いのです。
稲刈り作業で指の根元まで覆っているのは痒み防止です。


稲の根元から鎌で刈り取る改良米と違って、穂摘みの場合は腰を曲げなくて良いので、その点は楽かもしれませんね。
ただ、丈が高く腕をずっとあげたままスナップを利かせるので、腕がつってきます。
K200D & DA* 50-135mmF2.8
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田の水が抜けきっていないところではひざ下ぐらいまではまってしまうので、背の低いおばちゃん達だと穂は頭の高さまで来てしまいます。
K200D & DA* 50-135mmF2.8
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K200D & FA50mmF1.4
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腰の曲がったおばあちゃんは背が届かないので、倒れた稲を専門に摘んでいきます。
K200D & FA43mmF1.9 Limited
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最後の写真のおばあちゃん、黄金色の水田にピンク色の服が映えて、とっても可愛らしいおばあちゃんでした。
by asang | 2009-08-30 23:46 | Livelihood
稲刈り
村の稲刈りに参加してきました。
お邪魔してきたのはカスプハン・チトレック(Kasepuhan Citorek)。
カスプハンについてはこちらをご参照ください。

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チトレックでの稲刈りにはここ数年、毎年お邪魔しています。
ジャワ島でも既に珍しくなってしまった伝統米を植えていて、今でも穂摘みで収穫がされています。
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今年の収穫は8月10日から約1週間ほど。
初日はカスプハンの共有田での収穫となります。
今年の出来はどうですか? と聞いたところ、昨年よりも実りが多いとのことでした。

昨年は単焦点レンズ数本をとっかえひっかえしながら撮影を楽しみましたが、今年はDA★のズームレンズ2本を積極的に使ってみました。
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1・5枚目 K200D & DA*16-50mmF2.8
2・3・4枚目 K200D & DA*50-135mmF2.8
Locatin @ Kasepuhan Citorek, Lebak District, Prov. Banten

by asang | 2009-08-29 23:40 | Livelihood
断食月
こちらインドネシアでは2日前の8月22日からラマダン(Ramadhan:断食月)に入りました。
これから約1ヶ月の間、イスラム教徒は日の出から日没までの飲食を断ちます。

国民の約8割がイスラム教徒といわれるインドネシアでは、この1ヶ月、全国的にラマダン一色となります。
私はムスリムではないので断食の義務はないわけですが、
仕事のスタッフや友人らと行動を共にしていると、断食せざるを得ない状況に置かれることもしばしばです。
また、都市部であれば、空いているレストランなどを探すのはたやすいのですが、
地方に出ると、日中はどこも閉まっていて食事が出来ないことが多いです。


ラマダン初日の土曜日にボゴール市内を散策してみました。
初日で土曜とあって、多くの人が家で耐え忍んでいるのか、人の往来はいつもよりぐっと少なかったです。

家の近くのダンキン・ドーナツは営業中でした。
マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンなど、たいていのファースト・フード店は営業していますが、
断食中の人の目に触れないよう、窓ガラスを布で覆うのが普通です。
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ちょっと分かりにくいですが、外から見るとこんな感じ。
窓がピンク色の布で覆われています。

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お店の中から撮影。


さて、一般のイスラム教徒は日没まで食事を断つわけですが、日没間際になると、路上に屋台があふれます。
我が家の近所の公園では、夕方4時ごろから屋台が並びます。
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断食が明けたとはいえ、いきなりガツガツと食事を始めるわけではありません。
まずは空っぽのお腹を整えるために水分を取り、軽い食べ物を口にします。
ヤシの実ジュースなんかも体に良いようです。
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断食明けの食べ物として一般的なのがコラッ(Kolak)。野菜や果物をココナツミルクで甘く煮たぜんざい風の食べ物です。
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家庭によって具のバリエーションは異なりますが、バナナやサツマイモ、カボチャなどを煮込んだものが一般的です。
また、キャッサバと米粉で作ったビジ・サラッ(Biji Salak)と呼ばれる白玉や、コラン・カリン(kolang kaling)と呼ばれるサトウヤシの実が入っているのが普通です。

屋台の多くがこのKolak売りでした。
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一般家庭のおばさんが、Kolakを作って1ヵ月後のイスラム正月のための小銭稼ぎをするのも良く見る光景です。
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写真を撮らせてもらいながら話を聞いたら、なんと同じ地区にお住まいのご夫婦でした。
バンに売り物を載せてやって来て、手作りのテーブルに並べて売っていました。
一杯4,500ルピア。約45円です。

こんな光景が約1ヶ月の間続きます。
by asang | 2009-08-24 22:30 | Urbanscape
Coffee Grinder
ボゴール市内で最も大きいショッピングモールに寄った際、衝動買いしてしまいました。

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K200D & FA43mmF1.9 Limited


ショッピングモールは、国立のボゴール農科大学(IPB)の敷地内にあり、大会議場やホテルも併設されています。
そのモールの一画に、新しくIPBが関わるオーガニック製品を売る小さなブースが出来たので覗いてみました。
ハチミツや石鹸などの製品が並んでいたのですが、コーヒーのテーブルに惹かれました。
惹かれたのはコーヒーそのものではなくグラインダー。

コーヒー・グラインダー、以前から欲しいなとは思っていて、台所用品店などをチェックしていたのですがこれまで目にすることはありませんでした。
デモンストレーション様に置かれていたハンディ・タイプのこれが気に入って、
お店のマネージャー氏に購入先をうかがったところ、展示品を売ってくれました。


で、本来の売り物ではないグラインダーだけを購入するのも気が引けたので、コーヒーも買いました。
インドネシア各地のコーヒーが揃えられていましたが、アチェ州のガヨ高地で産するガヨ・コーヒーを頂きました。

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K200D & FA31mmF1.8AL Limited
コーヒーのパッケージにはボゴール農科大学のロゴも入っています。


日本人の間ではインドネシア産コーヒーというとトラジャが有名ですが、世界的にはこのガヨも知名度が高いようです。
2004年のスマトラ沖地震の最大被災地だったアチェには、その直後から復興のための多くの国際支援が入り、コーヒー生産もずいぶんと発展したようです。

ガヨ・コーヒーで小さな幸せを味わいながら、次回のブログはどんな写真をアップしようか考えているところです。
by asang | 2009-08-21 21:44 | Still life
Damar Island (#11)
最後は二人並んでもらっての撮影。
終日お付き合い頂いた美人姉妹に感謝です。

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帰りの支度が整い、参加者は機材を抱えて船に乗り込み始めます。
主催者が「もう帰るぞ~!」と声を張り上げている中、Grittaと二人で意気投合...
言うことを聞かない迷惑な参加者となってしまいました。

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Grittaとも仲良くなって、最後にはいたずらっ娘っぽい表情を見せてくれました。
Gritta、撮影中はとてもおとなしい感じでしたが、いろいろ話を聞いてみると、なんと趣味はダンスなんだとか。
それもかなり激しいストリート系のものらしく、通っているデザイン学校の仲間達とチームを組んで踊っているそうです。
この日のやり取りで私が受けた印象とずいぶん違うのでちょっとビックリ。
踊っているアグレッシブなGrittaも撮らせてもらいたいなぁ。


K200D & FA43mmF1.9 Limited
by asang | 2009-08-20 20:31 | Portrait
Damar Island (#10)
時間の経つのも忘れてしまうほど楽しかった無人島での撮影も、そろそろ帰りの船を気にしなければならない時間に...

名残惜しい最後のセッションをFA43mmで。
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FA31mmに付け替えて。

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by asang | 2009-08-17 23:10 | Portrait
Damar Island (#9)
前回に続いてFA77mmで撮ったGraceにお付き合いください。

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K200D & FA77mmF1.8 Limited
by asang | 2009-08-13 23:56 | Portrait
Damar Island (#8)
日が傾き始め、そろそろ西日が眩しく感じられる時間帯。
GraceをFA77mmで。

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Graceは自分の写り方に強く関心を持っているようでしたので、撮れた写真をその場で確認してもらいました。
「この写真、すっごく好き~!」なんて言われると、撮っているこちらも嬉しく、もっと撮りたくなってしまいます。


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他の撮影者がまったりと休憩している中、私とGraceとで意気投合して
半ば二人だけの撮影会のようになり、結構な枚数を撮りました。
Graceのノリのよさに、こちらが引き込まれてしまう楽しい時間でした。

K200D & FA77mmF1.8 Limited
by asang | 2009-08-12 08:27 | Portrait
Damar Island (#7)
ちょっと遅めのお昼休みを済ませると、島の裏側に回って午後のセッション。
GrittaをFA31mmで撮らせてもらいました。

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一部のユーザーの間ではこのレンズの写りは「くりくり」と評されているようですが、
被写体が背景から浮かび上がるようなこのレンズの描写は、なるほど独特の味わいがありますね。

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Grittaの可愛らしさを写し撮れたでしょうか...

K200D & FA31mmF1.8AL Limited
by asang | 2009-08-10 20:09 | Portrait