人気ブログランキング |
カリマンタンの村 (#10)
さて、年末年始の休暇も残すところあと2日。私はジャカルタ経由でボゴールに帰らねばなりません。
村からの帰りにいつも迷うのが、船を使った川旅か、車で陸を行くのかという選択。

船の旅は快適ですが、時間がかかります。
州都のサマリンダまで、20時間の船旅です。

一方で陸路は最短で6時間。ただし、すし詰め状態の車で悪路をガマンせねばなりません。
また、単に悪路で揺られるだけならまだしも、道中にぬかるみがあると、
場合によっては道中で立ち往生というリスクもはらんでいます。

で、今年は陸路を選びました。
その結果は…

最悪ではなかったですが、とてもシンドイ行程になってしまいました。

b0170682_2321664.jpg


出発から1時間。早くも先行車が道を塞いでいます。
バナナを満タンに積んだ軽トラックがぬかるみにはまって立ち往生。
先行のトラックに引いてもらうも身動きとれずで、積荷をばらしたりするなどで2時間の停滞。

しばらく行くとそのトラックがぬかるみでアウト。
対向車の乗客を巻き込んでの人海戦術。
それでもどうにもならない。

b0170682_2322375.jpg


で、こういときはどうするかというと…


運だのみで四輪駆動車が通るのを待ちます。
b0170682_23233960.jpg

この四駆、近くの油ヤシのプランテーションの管理車です。
日に何台か通るこの四駆車が救いの神です。

私の乗る三菱コルトもハマってしまいました。
押しても引いてもびくともしません。
この時点で我々は泥だらけ。

四駆に引っ張ってもらうためにロープをくくりつけるわが友人の運転手。
b0170682_23244539.jpg

四駆のおかげでこの場はなんとか切り抜けられましたが、
この後、日も暮れはじめだんだんヤバイ雰囲気に。

あたりは真っ暗な中、さらにいくつかのぬかるみにはまり、何度か四駆に助けられながら、なんとか町までたどり着けました。

朝の11時に出発し、町に着いたのが翌朝の4時。
6時間の予定だった行程は、18時間かけてのプチ・アドベンチャーになりました。
それでもたどり着けただけマシだった、ということでしょう。
四駆車が通らなければ、道中で車内泊という惨めな可能性もあったのですから。
翌日の飛行機に乗れて、なんとか無事にボゴールに戻れました。

10回に分けてお送りしたカリマンタンへの帰省記でした。


写真はすべて K200D & Tamron AF18-250mm F3.5-6.3 Di II
by asang | 2009-05-27 23:33 | Kalimantan
<< 道ばたで カリマンタンの村 (#9) >>