2013 カリマンタン帰郷
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2012‐2013の年末年始は、4年ぶりにカリマンタンの村に帰郷していました。
20年近く付き合いの続く私の第2の故郷、カリマンタンの焼畑民ダヤクの人達の村で新年を迎えることにしたのでした。

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この4年の間に世を去ってしまった家族の墓参り、新しく生まれた命との出会い、など
これまでの思い出に新たな記憶を増やしながら
大切な家族達との幸せな時間を過ごすことができました。

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村では新年会に顔を出し、漁に出かけ、あっと言う間に9日間の休暇が終わってしまいました。

昨夜の最終便でボゴールに戻ってきたばかりで、気持ちはまだカリマンタンに置いてきたままのような感覚ですが、
これからの数日は時間を見つけて1300枚の写真の整理に追われる事になりそうです。
折を見て、少しずつこのブログにて紹介できたらと思っています。


Location @ Kutai Timur District, East Kalimantan
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# by asang | 2013-01-07 22:06 | Kalimantan | Comments(4)
もうすぐ収穫
1ヶ月前ほどのことになりますが、ボゴール県下でもマンゴスチン栽培で有名な村にお邪魔しました。
雨季に入ったばかりのことで、残念ながらまだ実が熟すところにまで至っていなかったのですが、
幹線道路沿いに並ぶ家々の裏手の畑に、多くのマンゴスチンが植えられているのを見ることができました。

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収穫前のまだ青いマンゴスチン。
この状態から2~3週間で熟れて採り入れできるようになる、とのことでした。
ちなみに、市場に並ぶマンゴスチンの写真はコチラ
この淡い緑色が、数週間をかけて赤黒い果皮に変わっていくのですね。


木の根元には、植えられた小さな苗木が育っていました。

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植えてから最初の収穫まで10年ぐらいかかるそうなので、
「桃栗3年柿8年」よりも、もっと時間のかかる果物ですね。

こうしてみると可愛らしい果実です。
こんな実が1本の木に2000個ほど実るとのこと。

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写真を撮ったのが一ヶ月前でしたので、
今頃はこれらの実も市場に出されていることでしょうね。


写真を撮りながら農家の方に話を伺っていたら、畑での作業の帰りでしょう、
家路に就くご家族が通りかかります。

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ちょうど小路を覆うマンゴスチンの大木の下をくぐっていくので、後ろからも一枚。
これから沐浴を済ませ、夕餉の支度をするのでしょうか。
お孫さん連れの後姿がなんともほのぼのとしていて、見入ってしまいました。

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Location @ Karacak Village, Bogor District, West Jawa.
1~3枚目:K-5 & Tamron SP AF17-50mm F2.8 XR Di II
4~6枚目:K-5 & DA*60-250mmF4ED

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# by asang | 2012-12-19 23:16 | Ruralscape | Comments(6)
村を案内してよ!
デジカメを介して仲良くなった子供達に、村の中を案内して貰いました。
みんなの好きな果物の木のある場所を教えてよ、とお願いしたら、
子供達が列を成して先導してくれます。

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最初に分けてくれたのはレンブ(蓮霧)。インドネシア語ではJambu Air。
英語でWater Appleと呼ばれる、フトモモ科の果物です。

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「おじさん、ミカン好き?」と、私の返事を待つが早いか、
夏蜜柑の木に連れ出してくれます。

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するするっと昇ってあっという間にミカンをもいでくれました。

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子供達とのふれあいを通して、少しずつ村に溶け込んでいくことができます。


K-5 & Tamron SP AF17-50mm F2.8 XR Di II
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# by asang | 2012-12-17 23:59 | Ruralscape | Comments(4)
みんな、おいで!
あまり馴染みのない村に出かけた際には、まずは子供達と仲良くなって
村の中を案内して貰うことにしています。

はじめは遠巻きに私を見ている子供達。
「写真撮ってあげるからおいで」と誘っても、
私に声を掛けられると、きゃ~、っと声を上げて逃げ出してしまいます。

それでも、遠くから撮った写真をカメラの液晶モニター越しに見せてあげると、
好奇心が抑えられなくなるのでしょう、モニターを覗き込みに近寄って来ます。
一人二人と撮れるようになれば、みんなに囲まれるようになるまでに、そんなに時間は掛かりません。

寄ってきた子を一人ずつ、撮っては見せて、一緒に騒いで...
その繰り返しで、子供達とは仲良くなれるんですね。

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始めのうちは、周りで囃したてる友達のほうが気になって、視線がカメラに向きません。

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でも、モニターに写る自分を見て、カメラ目線を学習するようです。
表情にも個性がでますね。

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私にとってデジタルカメラは記録の道具としてだけではなく、
村に溶け込んでいくためのコミュニケーション・ツールになっています。


K-5 & Tamron SP AF17-50mm F2.8 XR Di II
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# by asang | 2012-12-15 15:53 | Ruralscape | Comments(0)
朝日の雲霧林 (#02)
国立公園に隣接する茶畑から森に注ぐ朝日を眺めるのは
この森の麓に数軒で形成されるひっそりとした集落に宿泊した際の楽しみのひとつです。

早起きがつらいと仰っていた今回のお客さんも、
朝日に照らされた森は印象に残ったようでした。

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雨の多いこの時期は、漂う霧の美しさに心奪われます。

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この深い森でさえ熱帯の瑞々しさを全ては抱えきれずに、
水の精がその存在感を誇示するがごとく大気の中で飽和して
霧に形を変えて森を漂っているように、私には感じられるのです。

夜の闇で冷え切って森から飛び立てなくなった水の精が、
柔らかな暁の陽光の助けを得て開放され、漂いながら天に昇っていくのだなと想像すると、
自分が神話の世界の中にいるような気分になり、
お客さんをお連れしているのも忘れ、ひとり悦に入ります。

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暖められて上空に開放された大気がそれまで占めていた空間に、
そのぽっかりと空いた隙間を埋めよとばかりに、冷たい風が吹きぬけていきます。
大学の気候学の授業では図解を見ても実感として頭に入ってこなかった大気の流れが、
この場に立っていると理解以上の経験として肌身で感じられます。

森の美しさと、それを取り巻く大気の流れに自分ひとり勝手に感動してしまい、
お連れしたお客さんに、「地球を感じた気がしませんか?」なんて、
柄にもなくロマンチックなコメントをしてしまいました。
答えに窮するお客さんの反応を見て、
しまった、そんな気障なキャラクターではなかったな、と、急に我に帰り
ずいぶんと恥ずかしい思いをしました(笑)。

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1枚目:K-5 & Tamron SP AF17-50mm F2.8 XR Di II
2~6枚目:K-5 & Sigma APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

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# by asang | 2012-12-04 20:06 | Ruralscape | Comments(8)