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ボゴール散策 (#04)
ジャカルタからいらしたお三方と写真を撮りながらご一緒したボゴール散策。
雨期に入ったこともあり、市場にはいろんな果物がありました。

まず目についたのはマンゴスチン。
インドネシア語ではManggisです。

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12~13個の実のへたの部分を紐で縛って売っています。
今の時期だと、ひと括り15,000~20,000ルピアぐらいでしょうか。


綺麗に山積みされていたのはグアバ。
こちらではJumbu BijiとかJambu Batuなどと呼ばれています。

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ミキサーにぶち込んで、ジュースにするとおいしいです。
キロ当たり10,000ルピアほどでしょうか。


きっちりと隙間無く並べて売られているマンゴー。
インドネシア語ではManggaです。

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マンゴーは色んな種類が売られていて、どの種がどれやら把握できません。
写真のものでキロ当たり8,000ルピア程度です。


マンゴスチン、グアバ、マンゴーなどの果物は、日本でもお目にかかる機会はあるかもしれませんが、
日本では見かけないものも多くあります。


こちらはガンダリア(Gandaria)。
和名はアカタネノキと言うそうですが、英語でPlum Mangoと言ったほうが通りがよいかもしれません。

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このガンダリア、ちょっと面白いのは同じインドネシア国内でも地方によって食べ方が異なること。
私の住むボゴールでは、写真のような青い実を細かく刻んでサンバル(チリソース)に混ぜるSambal Gandariaが一般的。
食材のひとつとして利用することはあっても、果物としては食べられていません。
近所の食堂のおばちゃんに聞いてみても、熟した黄色い実が売られているのを見たことがないそうです。

一方でスマトラなどではサンバルに用いるほかにも、実が黄色く熟すのを待って果物としても食べるそうです。
ネットで検索しても、大陸部東南アジアでは果物のプラム・マンゴーとして、熟れた実をそのまま食べるのは普通のことのようです。

この日ご一緒したサムスルさんもお買いになっていましたが、サンバルにされたとコメント頂いています。
200gで5,000ルピアのお値段でした。


こちらはメンテン(Menteng)。

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インドネシアではわりとポピュラーな果物ですが、定まった英名も和名も無いようで、
英語でもMentengと記されることが多いようです。
ひと昔前はどこでも植えられていたのか、Mentengの名を冠する地名は多いです。
中央ジャカルタのサリナ・デパート裏あたり、かつてデヴィ夫人のお宅があった地区もMentengですね。

ひと粒試してみたら甘酸っぱくて美味しかったので、500gほど頂きました。
1kgあたり5,000ルピアのお値段でした。


以上、市場で見かけた果物の紹介でした。

Manggis :オトギリソウ科,Garcinia mangostana
Jumbu Biji :フトモモ科,Psidium guajava
Mangga :ウルシ科,Mangifera sp.
Gandaria :ウルシ科,Bouea macrophylla
Menteng :トウダイグサ科,Baccaurea racemosa

K-5 & FA31mmF1.8AL Limited
by asang | 2011-12-02 07:11 | Food & Dining
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