ボロブドゥール遺跡、手元の資料で確認すると、
全体の高さは42m、最下層の1辺の長さは120mあるそうです。 最近の研究によって、8世紀の終わりから9世紀の中ごろまで、およそ75年をかけて建てられたことが判明しているとのこと。 最下層から全体を見上げたところ、広角12mmでも収まりきりません。 2段目から5段目までは回廊になっていて、回廊の左右の壁には仏教の教えに関するレリーフが彫られています。 千枚以上もあるレリーフは、いまだ何の仏典を元にしたどんな話なのかが解明されていないもののあるそうですが、 仏陀の生涯を記したレリーフについては、かなりの部分が解明されているようです。 順序に沿ってレリーフを見ていくことで、仏陀の生涯やその教えを理解できる仕組みになっています。 ちなみに私はここに来るたびに、ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画『リトル・ブッダ』を思い出してしまいます。 キアヌ・リーブス扮する仏陀が、世の中に病気や貧困が存在することを目にして、出家を決意するシーンなどを思い出すのですが、 映画なんかなかった昔にも、人々はレリーフを見て回ることで、 ブッダが何を考え、どんな行動を起こしたかが理解されるような、こんな壮大なシステムが作られていたんですね。 千年以上も昔にこういうことを考える人がいたことに驚きです。 レリーフを一枚一枚丹念に見ていると、とても時間が足りません。 しかも学校が休みの時期とあって、午前6時の開門を機に多くの観光客の来場がありました。 じっくりとレリーフの意味を考えている余裕もなくなってしまったこともあり、朝食を取るべくホテルに戻ります。 朝7時前だというのに、かなりの観光客の数でした。 遺跡公園内に併設されているマノハラ・ホテル。 とっても質素なホテルですが、抜群のロケーションと落ち着いた雰囲気がなんとも好きです。 40ぐらいの客室があるのでしょうが、満室でした。 1・5・6枚目:K200D & DA12-24mmF4 2~4・7枚目:K200D & FA31mmF1.8AL Limited
by asang
| 2010-08-03 20:33
| Jogjakarta
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